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ウソと本当を見極め、データ復元会社をリサーチ

データ復元会社を決める際に絶対に気をつけなければならないのが、悪徳業者の存在。悪徳業者は、本物のような姿をしています。手口も以前より巧妙になっており、復元費用を請求された時点で気付くこともあるかもしれません。それだけでなく、データそのものが壊れてしまう可能性も考えられます。自分は大丈夫だろうという油断は禁物。怪しい情報には十分に注意し、インターネットを活用して事前にしっかりと調べて身を守りましょう

よく見ると、怪しい情報

ひと昔前であれば、ホームページを少し見れば、きちんとした会社かどうかをすぐに判断できました。ところが簡単にホームページを作ることがなった現在では、その見極めも難しくなったと言えるかもしれません。悪徳業者は騙すための工夫を行っているため、規模の小さいデータ復元会社よりも立派なホームページを用意している業者も少なくないようです。そこで見た目ではなく、中に盛り込まれている情報に注目してみましょう。悪徳業者の多くは、ホームページに根拠のない魅力的な情報をたくさん掲載しています。例えば、“必ず成功させます”や“100%保証”、“激安”、“No.1”などが危険ワード。どこよりも安くて、絶対に修復するという意味の内容です。しかしデータ障害の中には、本当に修理ができないものも存在します。つまり、100%の復元をデータの症状を見る前に保証することは不可能なのです。誰が見ても魅力的な情報が本当であれば、誰でもこの会社に任せたくなりますよね。そう思わせることが、悪徳業者の手口。根拠のない魅力的な情報には要注意です。

誰でも騙される可能性アリ

運悪く悪徳業者に依頼してしまうと、2つの被害が予想されます。1つは金銭的な被害。相場を外れる高額な請求が行われるケースが多く見られます。もう1つはデータ被害。最悪のケースでは、復元はできなかったにも関わらず、作業費用としてお金を取られることもあり得ます。データ復元の場合、見積りを確認後に正式に依頼してしまうとクーリングオフが適用されません。そのため、正式に依頼する前に気づくことが必要。見積りの提示がない、口約束だけで話を進めようとする、復元費用だけの見積りがあり詳細説明や記述がないなど、少しでもおかしい点がある場合は、説明を求めたり、依頼を取り下げるなど、すぐに対処しましょう。一番良いのは、コンタクトを取る前に気づくこと。インターネットで検索したり口コミサイトを利用するなど、調べる時間を少し持つようにしましょう。

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