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料金の内訳と算出方法で、データ復元会社をチョイス

データ復元の料金は、会社によって金額が異なるケースが多く見られます。相場感として言われている金額は、3~6万円程度で可能な復元は、論理障害の軽度。10~25万円程度で重度。物理障害になると軽度で15~50万円。重度で20~65万円程度です。算出方法や納品までのスピード感、作業の行い方などに違いがあるため、個別に見積りを行うまでは、実際の金額を知ることは難しいかもしれませんが、見積りと相場が大きくずれていないかどうかはチェックしておいたほうが良いでしょう。また料金システムは、成果報酬の場合もあれば、容量制の場合、調査にも費用がかかる場合などもあります。症状や状況に合わせて選ぶべき会社が異なるケースもあるため、見積りの前に仕組みを確認し、複数の会社から見積りをとって比較することがおすすめです。

会社ごとに異なる算出方法

データ復元にかかる料金の設定は、復元会社が自由に設定を行っています。料金の算出方法も各社独自で設定しているため、同じ復元作業でも料金にバラツキがある場合があります。ほとんどの会社では、まず障害内容で分類。論理障害か物理障害で切り分けられ、さらに障害のレベル(軽度~重度)によって算出。その他、データの容量で算出するケースも多く見られます。容量ごとに料金が設定されており、大きくなればなるほど料金も上がるという仕組みです。算出方法は違っていても、難易度が上がったり容量が大きければその分作業時間も必要となるなるため、妥当な考え方と言えるのではないでしょうか。また基本的に、見積り提示後に復元作業は開始されます。開始前に説明を求めることも可能なため、具体的な算出方法やその妥当性について確認してみるのも良いでしょう。

料金の発生時期、最終金額に注意

料金の確認では、ひとつ注意すべき点があります。ホームページやパンフレットなどに記載されている金額よりも、実際の金額のほうが高くなる可能性がある点です。例えばお風呂のリフォームの広告は、設備費用が大きく掲載されていることが一般的。しかし実際には廃材の撤去や設置費用が後々上乗せされますよね。データ復元の料金もそれと同じような場合があるということです。さらに復元費用だけでなく、キャンセル料金の設定も各社異なります。見積りまでは無料と思って取りあえず調査を依頼すると、その時点でお金がかかってしまう場合もあるため、くれぐれも注意してください。

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