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トラブル時に心がけたい注意ポイントとは

パソコンやハードディスクが動かなくなったり、ファイルが開かない、データが閲覧できなくなるなどのトラブルは、その多くが急に起きる出来事ではないでしょうか。頻繁に起こらないからこそ、トラブル時にはつい慌ててしまい、中にはパニックになってしまう方もいるかもしれません。大切なデータが保存されている場合は特に、早急に解決しなくてはいけないため、当然と言えるでしょう。しかし、データ障害が起きた際に一番大切なことは、落ち着くこと。そうすることが、データ復元の可能性を高めます。自分でなんとかすれば元通りになるかも、という期待や、データを消失した焦りから余計なことをしてしまうことが一番良くないのです。

電源を切る、再起動を何度もしない

パソコンの様子がおかしい、データが閲覧できないなど、いつもと異なる状態が起きたときには、すでにデータ障害が起きていると考えて良いでしょう。中には再起動をしてすぐに回復できる場合もあるため、大げさに考えなくても良いケースもありますが、その不調が度々起こるようであれば、近いうちに障害を起こす可能性があるかもしれません。問題が起きたときにできるだけ被害を最小に抑えるためには、適切な対処が必要です。
すべての障害に共通して言えることは、電源をOFFにすること。パソコンを使用している最中におかしな動きがあったら、一度パソコンの電源を切りましょう。その後再起動しても状況が変わらなければ、その後は何度も再起動しないようにしましょう。中途半端に回復を試みようとすると、かえって被害を大きくしてしまう可能性もあるからです。

トラブルの見分け方

では“パソコンの調子がおかしい”とは、具体的にはどのような状態のことを指すのでしょうか。物理障害の場合には、パソコンや周辺機器の動作に異変がある場合がほとんど。一方、論理障害の場合には、人的なミスでデータが消失するケースも多く、パソコンの不調に限りません。そのため、どのような状態のときに業者に依頼する必要がありそうかという視点で確認していきましょう。
■論理障害に分類されるデータ消失
×ワードやエクセルなどの情報を上書きで保存してしまった
×ごみ箱の中身を削除してしまった
×パソコンを初期化してしまった
×ドライブをフォーマットしてしまった
×パーティションを削除してしまった

■物理障害に分類されるトラブル
×パソコンを落としてしまった
×パソコンに衝撃を与えてしまった
×パソコンを水に落としてしまった
×パソコンが焦げ臭い
×ハードディスクから異音がしている
×停電の直後からパソコンが起動しなくなった
×突然動かなくなった

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